約束を守らなかった時などに「勝手にしなさい!」というような言葉を険しい表情で言われたこと、言ったことはありませんか?言った方も言われた方もいい気分はしないと思います。

例1 夜遅くまで宿題をしていなかったAくんは「勝手にしなさい!」と家族に言われました。そのあとのAくんはどのようになることが多いでしょうか

勝手に遊んでいた場合 「何勝手なことしてるの!」と叱られてしまう。

宿題をした場合 「どうして最初からやらなかったの」と叱られてしまう。

このように、宿題をしたかしないかに関わらず結果的に叱られてしまい、嫌な気持ちになってしまいました。結果的に宿題に対する意欲は落ちてしまいます。さらに、Aくんがこの「勝手にしなさい!」という方法を覚えてこちらにも返してくる可能性もあります。

一番良い方法は「何時までに宿題をやるの?」とシンプルに聞いてみたり、伝えてみたりする事なのかもしれません。

例2 これから数分いなくなるけれど、勉強はせずに待っていて欲しい。と伝えた場合

勉強をしなかった場合 「言われたとおりに、しっかりと待っていてくれたね。」と認められる

勉強をしていた場合 「ひとりで勉強できるなんて、偉いね」と褒められる。

このようにお互いが気分良く過ごしていくコツは、どちらを選んでも良い方向に進むように話すことなのかもしれません。

 

発達障害の一つである自閉スペクトラム症のある子は、こちら側が良かれと思ってしたサプライズでも予定の変更だと感じてしまい、パニックになったり固まってしまったりすることがあります。関わるときには時間と場の構造化、スケジュールと見通しが大切です。話し方は笑顔で穏やかに語りかけるように心がけましょう。大声で感情的に話してしまうと、内容は残らずにネガティブな感情だけがずっと残ってしまうことがあります。

一方で知的な遅れがある子供の場合は、生活や体験を豊かにすることや、その場の雰囲気を盛り上げていくことで学びが深まり、記憶に残りやすくなります。